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ピッコロ:ノックピンレスシステム

2010年5月12日

皆様こんにちは

フルートとピッコロの製作を担当している清水(章)です。

 

これから私が発信するブログとして、

ホームページではあまり語られないような

作り手の目線から見たFMC製品の魅力や

製造工程の紹介などをしていきたいと思っています。

お付き合いいただければ光栄です。

 

連載のスタートとして

昨年発売されたばかりのマスターメイドピッコロについて…、

さらにポイントを絞って、オールピンレス・キィシステムについて

紹介したいと思います。

 

 

フルートやピッコロでは、実際に指で押える部分から

離れた場所にあるキィを動かす事が必要な箇所が有ります。

Aisレバーやトリルキィ、右手のFisの時に閉じるカップがそうです。

 

これらの、ある意味トリックのような動きを可能にするために考えられたのが

ノックピンを使った2重パイプ構造です。

 

それは、各キィパイプの中に通っている芯金の

回転運動を利用して離れた部分に動きを伝える物で、

連動させたいキィと芯金にクサビ(ノックピン)を打ち込んで固定する方法です。

(※詳細はまた後日説明したいと思います)

 

このノックピン、構造もシンプルでとても画期的なのですが

芯金の曲がりや、サビなどの原因になりやすいと言う面も持っています。

 

 

そこで、フルートマスターズでは、

当初のフルート開発段階からノックピンを完全に排除した構造を採用してきました。

 

そして、これは当然マスターメイドピッコロにも受け継がれています。

 

 

小さなピッコロの、さらに小さなキィ達、

あの狭い空間の中でどのように動きを伝えているのか・・・

 

次回、画像を交えて続きを説明したいと思います。

少し長くなってしまったので、途中ですが今回はここまでにしたいと思います。

 

 

今後をご期待下さい。

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 投稿者:清水章智