10K管体割れ修理
2024.07.31
リペアの小窓

今回の修理依頼はこちらです。
管体の材質は10K。
管体の割れ修理は通常、銀ロウを使用しますが
金製の場合、融点が高すぎるので半田付け部の鉛の影響で割れる恐れがあります。
そのため融点が低く、強度があり色が金に近い「金半田」を使用しました。
まず、接合材の10Kの板を管体に合わせて整形していきます。


そして欠損部の形に合わせて板を整形。

続いて溶接ですが、欠損部にどのように接合部を固定するか?
手で持ちながらの作業は不安定で不可能です。
そこで管内に固定用のパイプを挿入し、欠損部に接合材を合わせて整形し
固定用のパイプと共に銅線で固定することにしました。


接合材と固定用のパイプが溶接されないよう接合部に逃がしを設けます。

接合部付近を銅線で固定し、金半田を流し接合。
(フラックスはロウ付け用を使用しました。)

固定用のパイプを取り外し、接合材の予材を切り離しヤスリで整形。


バフ仕上げを行い完成です!!


